耐震診断で使用する調査道具の紹介

ティーダの活動

耐震診断で使用する調査道具の紹介をします。

丁寧な調査をするために様々な調査道具を使います。普段のリフォーム、リノベーション用の建物調査に使う道具から、専門的な道具も使います。

目次

  1. デシタルカメラ
  2. 記録用紙
  3. 画板、バインダー
  4. レザー測量機
  5. コンベックス
  6. 下げ振り
  7. マグライト
  8. シュミットハンマー
  9. コンクリート探査機
  10. クラックスケール

私が普段使っている調査道具を中心に、耐震診断の調査に便利な道具を紹介します。

【建物調査に使用する道具】

1.デシタルカメラ

デジタルカメラ:調査記録や報告書に添付する写真を撮るのはデジタルカメラが使いやすいです。スマートフォンのカメラより操作性が良く調査がはかどります。調査中に手を自由にし、またカメラを落とさない為にネックストラップは必須です。

今話題に360度カメラ。既存建物の調査に便利です。工事中にも全体が撮影できるので見落とし無しのはず。私に事務所では4K動画も撮影出来る「リコー RICOH THETA V」を購入。これから調査や現場で活躍する予定です。

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2.記録紙

Project Paper/プロジェクトペーパー:方眼用紙は建物間取りを書き込むのに便利です。オキナ株式会社のProject Paperは程良い紙厚での調査時の書き込みに最適です。

3.画板、バインダー

画板:調査記録用に画板は必需品です。固定式から折りたたみ式まであります。定番の工事用も良いですが、耐震診断の場合は在宅中に調査する場合が多いので上記のような事務用の物が印象が良いです。

【建物間取り調査に使用する道具】

4.レザー測量機

レザー距離測定機:建物の採寸はレザー距離測定機が便利です。部屋の内寸や、天井高さや軒高さなどコンベックスで測れない部分を簡単に測れます。

5.コンベックス

コンベックス:耐震診断の調査では、窓等の開口部及び垂れ壁の寸法が大切です。コンベックスはスチール製で幅のあるしっかりしたものが使いやすいです。5.5m程度無いと不便です。特にお勧めはストッパーが着いたタイプです。寸法をあてコンベックスを置いたまま写真が撮れます。

【建物劣化調査に使用する道具】

6.下げ振り

下げ振り:柱の傾斜を確認するために使います。

7.マグライト

マグライト:小屋裏、天井裏、床下を調べるのに使います。LEDでライトが強力で遠くまで照らせる物がよいです。

【基礎調査に使用する道具】

8.シュミットハンマー

シュミットハンマー:コンクリート強度を調べます。

9.コンクリート探査機

コンクリート探査機:コンクリート内部の鉄筋の有無を調べます。

10.クラックスケール

クラックスケール:コンクリートクラックの巾を調べます。透明なプラスチック製や、矩尺と一体になった物があります。

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